戦略なき投資に勝利無し
一般投資家にとって、向こう数ヶ月・数年の相場展望よりも目先の値動き、明日は高いか安いか?1週間後はどうか?が気になる部分であろう。
例えば、今2800円台で推移している金を?将来的には4000円まで上がる?という相場観をもっているとしよう。仮に数年後に4000円まで上がったとしても、その道中で2000円まで下落するようであれば大半の買い方が振るい落とされている事だろう。中には2800円台で買い、2500円台で買い、2200円まで下落してきたところで辛抱たまらず買い玉を全部投げるような投資家も少なくないだろう。
昨年のリーマンショックは100年に一度の相場だったと言われている。確かに値動きを統計的に見ると本当に100年に一度の相場だったし、商品市場においては誰もが経験した事の無いような値動きだったのは事実。
昨年の相場で全てを失った投資家は少なく無く、その投資家のほとんどが100年に一度の相場だから仕方が無い、運が悪かったと口をそろえて言う。
果たして本当に運が悪かっただけなのだろうか?致命的な損失に陥る前に損切りをしていれば、すなわち投資戦略の中に明確な損切り戦略があれば全てを失わなくて済んだのではないのだろうか?
相場では想定外・常識外の値段、すなわち行き過ぎた値段が出る事がある。そのような行き過ぎた値段というのは、敗者の狼狽売りや踏み上げによって演出される事が多い。
仕掛け、損切り、利食い全てにおいて明確な戦略が無いと、想定外のドン底値で買い玉を投げ売りしたり、高値で売り玉を損切りする羽目になる。
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